IODATA LCD-RDT242XPB レビュー

2016年11月12日土曜日

PC周辺機器

※以前のフログで2016年10月に書いた記事です。

発売から1年近く経とうとしているが例年通りの月に新型発表が無かったため今更ながらRDT242XPBを購入。
以前はDELL U2414Hを使用していたのでそちらとの比較になります。

基本スペック比較

詳細スペックは公式HPをご確認下さい。

IODATA LCD-RDT242XPB

  • 解像度 フルHD(1920x1080)
  • パネル ノングレアAH-IPSパネル
  • コントラスト 1000:1
  • 応答速度 14ms[GTG](オーバードライブ 最大時 3.2ms[GTG])
  • 映像入力端子 アナログRGB、DVI-D、HDMI×4(MHL対応)
  • 消費電力 最大時 40W、通常使用時 23.7W、待機時 1.0W

DELL U2414H

  • 解像度 フルHD(1920x1080)
  • パネル ノングレアAH-IPSパネル
  • コントラスト 1000:1(標準) 1200万:1(ダイナミックコントラスト)
  • 応答速度 8ms[GTG]
  • 映像入力端子 HDMI×2(MHL対応) DisplayPortx1 miniDisplayPortx1
  • 消費電力 最大時 74W、通常使用時 16W、待機時 0.5W

解像度やパネルに差は無いと思います。
DELLの公式には記載はありませんがどちらもフリッカーフリー。


コントラスト

U2414Hの公式にはダイナミックコントラストをONにすれば1200万:1になるらいしいが設定でゲームモードやムービーモードにしなければ設定できない。
ちなみにRDT242XPBにもダイナミックコントラストの設定はあるがどの程度のコントラスト比かは不明(殆ど実感できないレベル)

応答速度

RDT242XPBが14ms、6.2ms、3.2msと設定が可能。
U2414Hが8msで固定となっている。
ですがRDT242XPBのオーバードライブ最大(3.2ms)に設定すると動きの激しいゲームや画面が急激に切り替わると滲みなどが発生してしまいとても利用する気にはならない。
ですのでモード1(6.2ms)を使用しているがU2414Hの8msには勝っていますしゲームをしていると気持ち残像が無くなったかな程度の実感はできる。

消費電力

スペック上ではU2414Hの方が良いが使い方(明るさ設定等)で変わると思います。
実際に測っていないので不明ですが。
待機時には コンセント側のスイッチで切ってますので0.5W差も気になりません。

その他の比較

OSDメニュー

RDT242XPBは様々な設定が可能だがU2414Hは単純な設定しか出来ない。

リモコン

RDT242XPBはリモコンが付属していてこれがとても便利。
上にもあるが様々な設定がリモコンが有るお陰で簡単にできる。
入力切替もワンボタンで可能。
U2414Hは少なくとも2タッチ必要でタッチパネルボタンのため感度が非常に悪くかなりのストレスとなっていた。

スタンド

これはU2414Hの圧勝。
高さ調整、角度調整、左右/縦横への回転が自由自在にできるし、頑丈でどっしりしている。
一方RDT242XPBは角度調整のみ、高さ調整はわざわざネジを外すはめ込み式で3段階の設定しかできない。

デザイン

U2414Hはスピーカーがないためかなりシンプルな構造でこちらの方が好み。
RDT242XPBは前面下部ににスピーカー、ヘッドホン出力端子があるので見栄えは悪い。

その他

U2414HにはUSB3.0を接続出来るのでスマホの充電やUSB給電のコンパクトスピーカー等が電源連動で接続できる。

総評

画質については素人目ですので分かりませんがどちらも最大表示色が1677万色と恐らくパネルも同じで設定次第で変わると思われる。(様々な設定ができるRDT242XPBが有利か?)

地上デジタルチューナーを繋げTVを見たり、PS4等のコンシューマー機でゲームをするならコンテンツに合った設定やスルーモード、オーバードライブ機能のあるRDT242XPBが断然オススメだと思います!
PC作業オンリーでゲームをしなければ1万円近く安いU2414Hで十分かな?