REALFORCE R2TLSA-JP3-BK レビュー 静電容量無接点方式の高級キーボード 【静音 APC 30g】

2018年12月4日火曜日

PC周辺機器 キーボード

今年の9月に静電容量無接点方式で静音・APC機能付き・荷重30gの「REALFORCE R2TLSA-JP3-BK」を購入しましたので、過去に使用していたメカニカルキーボードのCherry MX SILENTスイッチ(赤軸の静音版)の「FILCO Majestouch2 HAKUA 静音モデル FKBN87MPS/EMW2」、同じ静電容量無接点方式の「NiZ 静電容量無接点方式 35g荷重 EC84-DM-SP-35G」と比較しながら簡単に使用感などをレビューしていきたいと思います。

REALFORCE R2TLSA-JP3-BKは静音・APC機能・押下圧30gの全部入りモデルのテンキーレスモデル。
同じ性能、機能のテンキー付きのフルキーボードは「R2SA-JP3-BK」などがあります。

REALFORCE R2TLSA-JP3-BK 画像レビュー

付属品一式。2mmと3mm厚の一体型キースペーサー付属。(使用感は後述します)
自分は持ち運びなどはしないので問題ありませんがケーブルは着脱不可能です。

キートップのキー刻印は昇華印刷(墨)で黒に近いグレー+黒なのでそれなりの照明であれば問題なく視認できますが、暗めな部屋や視力の低い方には多少見辛いと感じるかもしれません。

裏面。ケーブルは左右、真ん中から出せます。
滑り止めもスタンド部分もしっかりとした作りでタイプ中にズレたりガタついたりは全く無い。

REALFORCEソフトウェアを使用しインジケーターのLEDの色、明るさを変更できる。
3ヶ月たった今では全く気になりませんがゴールドのフレームは単色でも良かったのではと思います。

キースペーサー+APC機能の使用感

キースペーサーを取り付けるには画像の部分のキートップを全て外す必要があります。
外すのが結構硬くスペースキーは片側しかキープラーが掛かりませんので折れたりしないように外していきます。
下の画像が3mmのキースペーサーを取り付けた画像とAPC機能の設定のサンプル画面。
画像では個別設定になってますが一括で全てのキーを変更することも可能です。
※APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)機能とはキースイッチのオン位置を1.5mm、2.2mm、3mmの3段階で調節できる機能。

気になる打鍵感、打鍵音

■スペーサー無し+APC1.5mm
キーを軽く押し下げただけで反応し高速なキー入力が可能。
スペーサー無しでも十分に静音の部類に入る。
■スペーサー無し+APC2.2mm
通常のメカニカルキーボードと同じくらいの接点で誤入力は少なくなる。
■スペーサー無し+APC3mm
結構しっかりと押さないと反応しない。押下圧30gのメリットが無くなってしまう気がします。

■ スペーサー2mm+APC1.5mm
個人的にこれが一番合っている。キーストロークは2mmになり素早い入力が可能になる。
スペーサー無しよりも静音性が上がり、底打ち感も心地良く、キーの反発も少し強くなる。
■ スペーサー2mm+APC2.2mm
1.5mmより押し下げる必要があるが1.5mmとほぼ同じ感覚で打てます。
1.5mmで誤入力が多くなる人は2.2mmがオススメ。
■ スペーサー2mm+APC3mm
メーカー非推薦でかなりしっかり押さないと反応しない。
スペーサーの下に接点が来るので当然ですが押せないという訳ではない。
なのでゲーム中に誤入力したくないwinキーやE/Jキーに使用するという使い方もいいと思います。

■ スペーサー3mm+APC1.5mm
キーストロークが1mmと極端に短くなります。自分には合いませんでした。
パンタグラフのキーボード並になるのでパンタグラフがらの移行なら良いかもしれません。
静音性も良くキーの反発も上がります。
■ スペーサー3mm+APC2.2mm・APC3mm
メーカー非推薦で押してもほぼ反応しない。
スペーサーの下に接点が来るので当然ですね。

NiZ EC84-DM-SP-35G・FILCO Majestouch2 HAKUAとの比較

残念ながら同時に3つを所有していた期間がないのでうろ覚えになってしまいますが比較していきます。
ここでは「東プレ REALFORCE R2TLSA-JP3-BK」を「REALFORCE」
FILCO Majestouch2 HAKUA 静音モデル FKBN87MPS/EMW2」を「Majestouch2」
NiZ 静電容量無接点方式 35g荷重 EC84-DM-SP-35G」を「NiZ」と略しています。

外見

外見は人それぞれ好みがあると思いますが個人的にはMajestouch2 > REALFORCE > NiZの順です。
Majestouch2のHAKUAの白は本当に綺麗で白で揃えたい人にはオススメ。一方REALFORCEはほぼグレーといった感じで高級感は一番あるのですが面白みに掛ける。
ロジクールのマウス(GPROWLやG303)の黒やマウスパットと比べてもグレー感が強く真っ黒でも良いのではと思った。※
一方NiZは良いところは側面印字くらいでフレームも値段なりで全体的な質感もREALFORCEの方が良い。

※参考

キートップの触感

良い順に「REALFORCE」さららさで印字の感触も無くとても良い。
「Majestouch2」ツルツルでやや指にブレーキが掛かる感じ。
「NiZ」ザラザラ、悪くはないですがREALFORCEと比べるとやはり劣ります。

打鍵感

REALFORCE > NiZ >> Majestouch2

同じ静電容量無接点方式のNiZは押下圧35g(R2TLSA-JP3-BKは30g)ですが重いはずのNiZの方が軽く感じます。
これは恐らくリニアのNiZに比べ、REALFORCEのR2TLSA-JP3-BKは押し始めにややタクタイル感がある為かと思います。
NiZはとにかく軽く感じ、触れただけで入力され誤入力も増えてしまいました。
Majestouch2の静音モデルはCherry MX SILENTスイッチで赤軸と同じ押下圧45gで(自分は赤軸より重く感じた)、10g以上軽く入力できる静電容量無接点方式の方が圧倒的に良く感じました。

REALFORCEのR2TLSA-JP3-BKは特にスペーサー2mmとの相性が抜群でこれに慣れたら他のキーボード使えなくなりますよw

打鍵音

REALFORCE ≧ Majestouch2 > NiZ

どちらも静音モデルの「R2TLSA-JP3-BK」と「Majestouch2」でほぼ同じくらいの静音性。
「R2TLSA-JP3-BK」はスペーサーを付けるとさらに静音性が増します。

機能

NiZ > REALFORCE > Majestouch2

NiZにはBluetooth 4.0対応やソフトウェアによってキーを入れ替えたり、キーキャップはCherry MX軸互換で手軽にカスタマイズ可能。
REALFORCEはAPC(アクチュエーションポイントチェンジャー)とインジケーターのLEDの色の変更くらい。
Majestouch2特に無し。キー入力が出来ればキーボードとしては十分ですがね。

購入時の価格

Majestouch2(1万2千円) > NiZ(1万4千円) >> REALFORCE(2万4千円)

総合評価

REALFORCE > NiZ > Majestouch2
まさに価格順です。REALFORCEと他2つは1万円近くの差がありますがそれだけの満足度は高いと思います。

総評

1万ちょっとの物をいろいろ(6個位)と使用してきましたが、もっと早くに買っとけばよかった…
そう思ってしまうキーボード。

自分のおすすめは断然、30g静音とAPCモデルの「R2TLSA-JP3-BK(ブラック)」、「R2TLSA-JP3-IV(アイボリー)」ですが、安価な45gのノーマルモデルの「R2TL-JP4-BK」や静音のみの「R2TLS-JP4-BK」、APCのみの「R2TLA-JP4-BK」もありますので購入を考えてる方はお財布と相談し選んでみてください。